|
◆ STORY ◆
タイムトラベルが一般化した時代。「ニュースプラネット」では、今日もタイムトラベラーが引き起こした事件について伝えていた。その最中、キャスター柿本光介は軽いめまいに襲われる。
「僕の過去が、また改変されたんです!!」
光介は、恋人・はるかのもとに走った。柿本とはるかの過去が変えられたのは、これで二度目。その過去改変のいずれにも、はるかの元同僚の猿丸が関係している。直接本人に会って問いつめる柿本。
「他人の過去を勝手にいじくりまわして、何が面白いんだ!!」
「……小竹の葉は、み山もさやに乱れども 吾は妹おもふ別れ来ぬれば」。
翌日の放送。同僚のキャスター・よしのに、歌の意味をたずねる柿本。……万葉集の柿本人麻呂の歌だった。笹の葉がどんなに揺れようとも、私はひたすら彼女のことを思っている……。
「やっぱりあいつの仕業だったのか!!」
そのとき、柿本とよしのが同時に激しいめまいに襲われる。その瞬間、過去が改変され、よしのは柿本との婚約を発表した。すぐにはるかに電話をする柿本。しかし、はるかも1年前に猿丸と婚約していた!! 猿丸の企てが、ついに成功したのだ。
全財産を処分して、過去に遡る柿本!! ついに結婚を直前にひかえたはるかに出会う。
「好きでした!会うのは今日がはじめてだけど、ずっとずっと好きでした!僕はただ、あなたと出会いたくて……」
◆ 過去の「銀河旋律」 ◆
1989 (平成元年)2月・新宿シアターモリエール
●気軽に面白い芝居を見てほしい、と「上演時間45分・1日2回公演・入場料金1000円」という全く新しい演劇の上演形態『ハーフタイムシアター』を考案。大好評だった。これ以降、キャラメルボックスの客席には「演劇ファン」とはほど遠そうな社会人の姿が目立つようになってくる。(観客動員数:2,703人)
1992 (平成4年)4月・近鉄小劇場(大阪)⇒シアターアプル
「広くてすてきな宇宙じゃないか」とのダブルフィーチャー。
●特大のビデオプロジェクター(タラリア)を使用、初演ではスライドを使っていたシーンを全て映像化。CGも使って、400インチの大画面に投影。ムービングライトの導入、回転する舞台装置、そしてフライングなど、やりたい放題。本格SFファンタジー上演を満喫した。
●結果は、超満員超大赤字という矛盾したものであった。
●2本立てとは言え、気がついたら観客動員数が二万人を越えていた。
| 2作品合計観客動員数: |
大阪4,168人 |
|
新宿17,215人 |
|
合計21,383人 |
1999 (平成11年)3〜4月・
シアターアプル→シアター・ドラマシティ⇒ももちパレス
「広くてすてきな宇宙じゃないか」とのダブルフィーチャー。
(当時のWebページはこちら。通し稽古レポートなど懐かしさたっぷりです。)
●もういいじゃないか、と誰かが言ってもよさそうなのに、やっぱりやってしまったハーフタイム二本立て。92 年以来、実に7 年ぶりの再々演となる今回は、西川・大森・坂口が両方に出演。怒涛の78 ステージを見事に乗り切った。
●今やキャラメルボックスに欠かせないのが川崎悦子先生のステージング。なんと、初めて参加していただいたのが7年前のダブルフィーチャーだったのだ。『銀河〜』のダンスが「静」なら、『広くて〜』のダンスは「動」。更に、『銀河〜』のタイムトラベルのシーンも川崎先生が担当。役者の動きだけで「見せる」ことができたのは、川崎マジックに負うところが大きい。
| 2作品合計観客動員数: |
東京40,587 人 |
|
大阪13,884 人 |
|
福岡3,722 人 |
|
合計58,193 人 |
|