アーリータイムスは、キャラメルボックスの初期の作品にもう一度取り組んでみようという企画。今回は、1987年に上演した『北風のうしろの国』のもとになった小説、オースン・スコット・カードの『無伴奏ソナタ』を舞台化します。カードは、『エンダーのゲーム』や『死者の代弁者』などで有名な、現代のアメリカを代表するSF作家。『無伴奏ソナタ』は文庫本でわずか30ページの短編ですが、感涙まちがいなしの傑作です。アーリータイムスの目的は、温故知新。私たちは新たな未来に立ち向かうために、24年前に出会った小説に再び挑戦します。今度こそ、傑作にするぞ! 成井豊
すべての人間の職業が、幼児期のテストで決定される時代。 クリスチャン・ハラルドスンは生後6ヶ月のテストでリズムと音感に優れた才能を示し、2歳のテストで音楽の神童と認定された。そして、7歳の時、両親と別れて、森の中の一軒家に移り住む。そこで自分の音楽を作り、演奏すること。それが彼に与えられた仕事だった。彼は「メイカー」となったのだ、メイカーは既成の音楽を聞くことも、他人と接することも、禁じられていた。 ところが、彼が30歳になったある日、見知らぬ男が森の中から現れた。男はクリスチャンにレコーダーを差し出して、言った。 「これを聴いてくれ。バッハの音楽だ……」

- 1970年5月5日生まれ 東京都出身 文学座所属 「ヘンリー六世」「モジョ ミキボー」「美しきものの伝説」など舞台出演多数。最近の舞台にARMs「不思議な少年」、今春は新国立劇場「パーマ屋スミレ」に出演。またTV、映画、CMでも活躍。

共同演出:有坂美紀 美術:石原敬 照明:勝本英志 音響:早川毅
スタイリスト:高木阿友子 舞台監督:矢島健<太郎屋>
協力:早川書房 ソネットエンタテインメント
企画・製作:ネビュラプロジェクト



















