まつさをな

演劇集団キャラメルボックス2007スプリングツアー
『まつさをな』

脚本・演出 成井豊真柴あずき

◆東京公演◆
4月7日(土)〜5月6日(日)
サンシャイン劇場
主催 日本テレビ
協力 ソネットエンタテインメント株式会社
料金〈全席指定・税込〉 5,500円
前売開始 2月18日(日)

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◆福岡公演◆
5月10日(木)〜12日(土)
ももちパレス
主催 TNCテレビ西日本
制作協力 ピクニック
協力 ソネットエンタテインメント株式会社
料金〈全席指定・税込〉 5,500円
前売開始 3月11日(日)

詳細情報

◆神戸公演◆
5月18日(金)〜27日(日)
新神戸オリエンタル劇場
主催 讀賣テレビ
協力
新神戸オリエンタル劇場ソネットエンタテインメント株式会社
料金〈全席指定・税込〉
S指定席(1・2階)5,500円 A指定席(3階)4,500円
前売開始 3月25日(日

詳細情報




■CAST
岡田達也
温井摩耶
大内厚雄
坂口理恵
岡内美喜子
畑中智行
三浦剛
筒井俊作
實川貴美子
左東広之
小多田直樹
久保田晶子

■GUEST
粟根まこと(劇団☆新感線)


あれは確か、大学3年の春。当時、所属していた演劇サークルの公演を控え、稽古、稽古の連続だった日々。
サークルの部室は古い校舎の5階にあって、当然エレベーターなんてなかったから、毎日、薄暗い階段を往復していた。
「薄暗い」というのは、単に照明のせいではない。
稽古を重ねても、なかなか思うような芝居ができず、焦っていた。
前の年に多くの先輩が引退していき、半分以下の人数になってしまったこともあって、余計に焦り、落ち込み、気分までが薄暗かったのだ。
ある日、稽古を終えて、一同でのろのろと部室を目指していた時。
役者ではなくスタッフで参加していた一つ年上の先輩が、「あ、風船」と言った。
そんなところに紛れ込んだ理由はわからないが、部室の手前の踊り場に、赤い風船が浮いていた。私を含めた全員が驚いた。とっくに見えていてもいい位置を歩いていたのに、誰も風船に目を向けていなかったから。
先輩は風船に手を伸ばし、「おまえら、下ばっか向いてるからだよ」とニヤリと笑った。みんなも笑った。最初はニヤニヤと、最後はゲラゲラと。
今でも、うつむき加減に歩いている自分に気づくと、あの時の先輩の姿が蘇る。
風船を持って笑っている先輩の後ろに、ちょうど窓があった。稽古の後だから夜だったはずなのだが、窓の向こうに見える空はなぜか、いつ思い出しても真っ青だ。
今回の物語に触れた後、あなたの上にも、真っ青な空が広がることを願う。

真柴あずき

【STORY】
嘉永5年4月、小田原藩士・青柳啓一郎は、友人の宇佐見静馬・岩本鉄之助とともに、旅芸人の一座を見に行く。
目隠しをして剣を振る娘・千鶴を見て、驚く啓一郎。千鶴の顏は、1年前に病で亡くなった姉に瓜二つだった。
啓一郎は、父・徳右衛門に進言して、千鶴を青柳家の養子として引き取ることに。
最初は一座に帰りたがっていた千鶴だが、自分を引き取ろうと言い出したのが啓一郎だと知り、密かに思いを寄せ始める。そして……。

まつさをな

















photo:taro
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