【ストーリー】
テレビの脚本家・根室典彦は40歳を過ぎて、いまだ独身。実は大学を卒業してすぐに結婚したのだが、わずか6年で離婚。現在、妻と娘は札幌に住んでいる。クリスマスを間近に控えたある日、突然、娘のいぶきが訪ねてくる。別れた時、5歳だった娘は、19歳になっていた。いぶきは原稿用紙の束を差し出して言う。「私、小説家になりたいの。出版社の人、紹介して!」。人生最大のクリスマス・プレゼント、それは作家志望の家出娘だった……。 |
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『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』は、『あたしの嫌いな私の声』以来、17年ぶりに書いた小説。今回の公演は、その小説を舞台化します。一つの物語がどんなふうに変わるか、作者の僕自身も大いに楽しみにしています。もう一つの楽しみは、黒川智花さんの出演。黒川さんとの出会いは、2005年にテレビ朝日系列で放送されたドラマ『雨と夢のあとに』でした。僕が書いた「雨」という名の女の子を、それはそれは素敵に演じてくれました。翌年、『てるてるあした』でもご一緒して、いつかはキャラメルボックスの舞台に立ってくれないかなと思っていたら、自分の方から「出たい!」と言ってくれたのです。生まれて初めての舞台に、意欲満々の智花ちゃん。迎える僕らも、いつにも増して燃えています。
成井豊 |
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