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西暦2096年、地球から学校がなくなった時代。
ある日、ナガサカ家のおばあちゃんは「タカダ古道具店」を訪れる。
孫のレミの14歳の誕生日プレゼントに中古のアンドロイドを買いに来たのだ。

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古道具店店主のタカダさんは、調理師やマッサージ師など性能の良いアンドイドを何人か勧めるが、おばあちゃんは10年も売れ残っていた1996年型の教師アンドロイドが欲しいと言う。タカダさんは、「古くて、すぐに故障するからやめておいた方がいい」と忠告するが、おばあちゃんの決心は変わらず、その教師アンドロイド、ケンジ先生を買って帰る。

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ナガサカ家ではレミの誕生パーティーの準備の真っ最中。ママの仕切りのもと、パパとレミも忙しく働いていた。丁度準備が終わったところで、おばあちゃんがケンジ先生を連れて帰って来た。突然お客を連れてきたおばあちゃんに対し、ママは不機嫌になるが、なんとかパーティーが始まる。ママからレミへのプレゼントはイヤリング、パパからは鉄アレイ、そしておばあちゃんからはケンジ先生が贈られた。

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が、ケンジ先生が自己紹介を始めると、ママはいきなり怒り出した。
「アンドロイドの先生なんて必要ありません!」

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今は学校のない時代、子供たちはパソコンに向かって勉強している。しかも、全教科Aランクのレミに先生なんて不要だとママは言う。おばあちゃんは「本当の勉強は、けっして一人ではできないんだよ」とママを説得しようとするが、ママはケンジ先生を受け入れようとせず、出ていってしまう。
レミはおばあちゃんからのプレゼントを快く受け取って、挨拶した。
「はじめまして。ナガサカレミです。」

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written by Etsuko Shirasaka
photograph: Kazunori Itoh
MIDI: Chikako Makita