■STORY

幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。
ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。
どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。
それは、幸一が小学6年の時に病気で亡くなった、母だった。
親子二人で過ごした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。
あの頃、母は大人に見えた。
が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった……。

■STORY

真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。
父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。

今回のハーフタイムシアターは、旧作と新作の二本立てです。一本目は、3年ぶりの再演となる、『水平線の歩き方』。35歳の男を主人公にした、母と息子の物語です。二本目は、僕の久しぶりの単独オリジナル、『ヒア・カムズ・ザ・サン』。30歳の男と50歳の男の、友情の物語です。二つの作品に共通するのは、「思い出」。弱った心の逃げ場じゃなくて、明日に立ち向かうためのエネルギー源としての「思い出」。そんな素敵な思い出を二つ、お目にかけようと思います。

脚本・演出:成井豊
  ■ハーフタイムシアターとは?

気軽に観られる上演時間60分の短編演劇。『水平線の歩き方』と『ヒア・カムズ・ザ・サン』を2本立てで上演します。両作品のあいだの時間は30分。1枚のチケットで同じ日の両作品を同じ席でご覧いただける便利な「2作品券」なら、そのまま客席・ロビーでお過ごしいただけます。もちろん、片方ずつ観られる「1作品券」もあります。2作品の上演順は、タイムテーブルをご覧ください。


チケット/タイムテーブル

photo:
堀弘子(てるうちスタジオ)
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