2010年8月、鈴谷樹里(すずたにじゅり)は
19年前へ飛ぶ。
19年前に病気で亡くなった、ヒー兄ちゃんを
救うために。
2007年12月、布川輝良(ぬのかわあきら)は
5年前へ飛ぶ。
5年前に取り壊された、朝日楼旅館を
その目で見るために。

原作 梶尾真治「クロノス・ジョウンターの伝説」(朝日ソノラマ刊)
脚本・演出 成井豊+隈部雅則

特設ページ
(注: いきなり音がでるのでお気をつけください)

『ミス・ダンデライオン』CAST(予定)
岡田達也 岡田さつき 西川浩幸 細見大輔 前田綾
青山千洋 阿部丈二 小林千恵 小多田直樹
『あしたあなたあいたい』CAST(予定)
大内厚雄 温井摩耶 西川浩幸 坂口理恵 岡内美喜子
畑中智行 三浦剛 大木初枝 阿部祐介

大阪公演

3月23日(木)〜27日(月)
シアターBRAVA!

大阪公演詳細情報

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福岡公演

4月1日(土)〜2日(日) 
メルパルクホールFUKUOKA

福岡公演詳細情報

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東京公演

4月7日(金)〜5月3日(祝)
シアターアプル

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ビデオライブ in FUKUOKA開催決定!!『クロノス』

2005年冬に上演した「クロノス・ジョウンターの伝説」原作の第1弾『クロノス』を、早くも映像で公開!! 第2弾、第3弾への伏線がふんだんに盛り込まれたこの作品を観ていただくと、『あしたあなたあいたい』『ミス・ダンデライオン』も2倍楽しめます!!

ビデオライブ in FUKUOKA 詳細情報


タイムマシンには人を幸せにする力などない/成井豊

タイムトラベルものが大好きな僕だから、
当然、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のDVDは持っているが、
見るたびに思うのは、
「はたしてマーティは幸せになれたのだろうか?」
たとえば、一本目。
映画の最初から最後まで、マーティは苦難の連続で、
ほとんど楽しい思いはしていない。
ラストは一応、ハッピーエンドだが、
自分の息子が未来で何かをしでかしたみたいで、
ドクと一緒に、再び別の時代へと出発する。
確かに、タイムマシンは過去や未来へ行くことができる。
そのおかげで、変えられないはずの過去を変えることができる。
知り得ないはずの未来を知ることもできる。
しかし、それで幸せになれるとは限らない。
むしろ、自分がタイムトラベルしたせいで、様々な事件が起きたり、
あるいは知らない方が良かったことを知ってしまったりで、
てんてこ舞いをすることになる。
タイムマシンは、万能の機械ではない。
人を幸せにする力などない。
それでも次から次へとタイムトラベルものが生み出されるのは、
たとえ不幸せになる可能性があっても、それでも過去へ行きたい、
未来へ行きたいという思い。
そんな切ない思いを持つ人が、確実にいるから。
そして、そんな切ない思いを描きたいと思うヤツがいっぱいいるから。
マーティは大して幸せになれなかったかもしれない。
が、彼の感じた様々な思いが、僕の胸を震わす。
タイムマシンには人を幸せにする力などない。
が、タイムトラベルものには、人を幸せにする力がある。
そう、僕は信じている。
というわけで、今回は二本ともタイムトラベルもの。



photo: 『あしたあなたあいたい』ータカノリュウダイ
『ミス・ダンデライオン』ー山脇孝志