初日直前!『My Belle』通し稽古レポート!

キャラメルボックスの11回目のクリスマス公演が近づいている、といっても、私個人的にはクリスマスが近づいているという臨場感がまるでなかったりします。
新潟公演はもう目の前、神戸公演も控えています。東京公演が始まる頃には、きっと私も「ああ、そろそろクリスマスだねえ」と思えるのかもしれませんね。

そんな私の思いはよそに、キャラメルはすでにクリスマスモードに突入していたのです! キャラメルにとっては、初日がクリスマス。まさに通し稽古をしている今は、クリスマス・イヴであるかのようです。

10月30日18時15分。『My Belle』の通し稽古が始まりました。
ご存じのとおり、今回は新作なので、まっさらな状態で『My Belle』を劇場で観たいという人は大勢いることでしょう。できるだけネタバレのないようにしますので、逆にこのページを見て消化不良になっても勘弁してくださいね。あまりコメントをせずにデジカメ写真を中心にご紹介したいと思います。
ただし、衣裳だけはネタバレになってしまいます。
まあ、衣裳だけみても何がどうなんだかわからないでしょうが。

『My Belle』は「演劇」がテーマです。
先に感想を書いておきます。私はこの通し稽古を見て、キャラメルがどんな思いでここまで芝居を続けてきたのか、を感じることができたように思います。まさに言葉にしたくてもできなかった「キャラメルが何を大切にして芝居を続けてきたのか」を、しかも「幾多の困難を乗り越えてきたキャラメルのパワー」を、垣間見たような感じが残りました。

また、もう一方で、何で今この季節に、この時代にこの芝居が必要なのか?
長引く不況と、容赦ない現実に、みんないろんなことをあきらめながら生きているように思います。『My Belle』は、何かをあきらめようとしている人、何かの夢にやぶれた人、そんな人たちに見てもらえたらいいのに、と思いました。辛いときはなんでもかんでも独りで抱え込んでないで、周りに勇気をわけてもらえばいいじゃん。もう一度やりなおすのに最低限必要なパワーを他の人からわけてもらえばいいじゃん。
そんな風にして人は生きているんだなあ、とぼんやり考えることができました。
98年を締めくくる年末に『My Belle』で、いろんな気持ちをもらって、あったかい気持ちで年を越して、99年を迎えられる、そんな予感がする芝居です。

もちろん、キャラメルのみなさんは、そんなややこしいことを考えずに、「今年やりたいから、この芝居をやるんだ」と答えると思いますが(汗)。

さ、そろそろデジカメ写真を披露しましょうかね。(ここまでひっぱれば、ネタバレが嫌な人は引き返せると思って、うだうだ書いてみました)
さあ、どうぞ!! 今回は特別企画もご用意いたしました!


 

 

通し稽古が始まるまでは、スタッフも役者さんも打ち合わせや準備に余念がありません。誰にも声をかけられるような雰囲気ではないので、黙ってデジカメを撮る私。加藤さんのCDの山を発見! 「加藤の今日」でさんざん語られている大量購入CDの一部の模様です。……と、ふとミキサーの上をみると『My Belle』の使用曲が収録されてCDが。おお〜っ、これですかっ。どれどれ……とデジカメで撮ろうとすると、「増田さん、ダメですよっ! まだバラしちゃダメなのっ」と加藤さんに肝心な部分を隠されてしまいました。

前田さんが静かな視線で、靴ひもを結びなおしている様子。現場の緊張感が伝わります。

 

通し稽古がはじまると、成井さん、真柴さん、石川さんが素早く台本にメモをとっていきます。もちろん、この通し稽古の最後の「ダメだし」のためなんですが、結構細かい指示がメモされているので、ちょっとびっくり。実は今まで演出家の隣で、通し稽古を観たことがなかったのです。
そして、加藤さんは選曲五郎となって、さまざまなシーンにあわせて音楽をならしています。

『My Belle』は、とても控えめに音楽が使われています。音楽いらないんじゃない?とまで加藤さんは思ったそうです。

 

今回は坂口さんと中村亮子さんの母娘が主人公。彼女たちの旅立ちが物語のスタートです。

 

田嶋ミラノさんと坂口さん。キャラメルの芝居に出演するのが2度目の田嶋さん、ガンバレっ!

 

「ちん」こと浅岡さん。そして、しぶい表情でかっこいい(?)役の大内さん。
大内さんは今回の役がとっても似合っています。○○○な雰囲気たっぷり!


続いちゃうもんね!