So-net presents
演劇集団キャラメルボックス
2003ジャパンツアー2
アローン・アゲイン

アローン・アゲイン
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作・演出 成井豊+真柴あずき
出演(予定) 細見大輔
前田綾
岡田達也
坂口理恵
小川江利子
篠田剛
中村恵子
温井摩耶
大木初枝
佐藤仁志
青山千洋
石原善暢
ゲスト 平野くんじ(TEAM 発砲・B・ZIN)

東京公演
大阪公演
4月3日(木)〜4月20日(日)
サンシャイン劇場
東京公演チケット情報詳細
4月26日(土)〜5月4日(日)
シアター・ドラマシティ
大阪公演チケット情報詳細

細見大輔ストーリー

あおいは今ひとつ人気のでない女優。
彼女が書いた自伝小説が新人賞を取り、映画化までされることになった。これで注目されると喜ぶマネージャの葉子。
しかし、あおいは素直に喜べない。
実は、その小説は、葉子の弟で売れないフリーライターの光男が書いたものだったのだ。小説に描かれている自分の姿に納得がいかないあおいに、光男は宣言する。
「これからはずっと君のそばにいる。今度こそ、本当の君を書く」


真柴あずき

私が脚本を書くきっかけになったのは、一本の短編小説でした。ひょんなことから、ある女優さんのゴーストライターを頼まれたのです。実は前から小説を書いてみたいと思ってはいたのですが、実際に原稿を仕上げたことはありませんでした。この時に書いた作品が成井・加藤の目に止まり、「脚本をやってみないか」と誘われたのです。結局、その小説は企画自体が流れ、発表の機会を逃しました。今になって読み返すと、自分が書いたとはあまり感じられません。時間が経ったからというよりも、あの時は、「書き手」になるはずの女優さんになったつもりで書いたからでしょう。実際に会ったことはないけれど、彼女が持つ雰囲気や、雑誌のインタビュー記事で読んだ彼女の言葉を頭の中で凝縮して。だからこそ、一本を仕上げられたようなものです。自分を日本中の誰もが名前を知っているような、美しい女性だと思って書いたから。背も低く美人でもなく、取り立てて頭がいいわけでもない、どこにも自信の持てない私ではなくて。それでも、曲がりなりにも「書けた」ことは、私の背中を押してくれました。大切なのは、書きたいという気持ちなのだと教えてくれました。やりたいと思ったことは、悩む前にやればいいのだと。できる限り、全力で。そうすることが、もしかしたら、今度は誰かの背中を押せるかもしれないから。


photo タカノリュウダイ
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