成井豊の世界名作劇場
僕の大好きなペリクリーズ
★ストーリー&演出家文章
★STORY
紀元前3世紀の地中海東岸。大国アンティオケの王女は絶世の美女との評判だったが、彼女を妻にするには、父・アンタイオカス王が作った謎を解かなければならなかった。
ただし、解けなかった者は斬首! 小国ツロの若き王・ペリクリーズは果敢にその謎に挑戦し、見事に答えを見つけ出す。
が、それはアンタイオカス王の権威を揺るがす、重大な秘密を示していた。
ペリクリーズは答えを口にせず、王宮を去る。
アンタイオカス王はペリクリーズの口を塞ぐため、刺客に後を追わせる。
間一髪、ペリクリーズは船で海に逃れた! が、それは彼の長い苦難の旅の始まりだった。
海に出て数日後、嵐がペリクリーズの船を襲う……。

★演出家文章
『ペリクリーズ』は、シェイクスピアが晩年に書いた、ロマン溢れる物語。
僕は1991年にシェイクスピアシアターが上演したのを見て、大感動! いつの日か自分の手で演出してみたいと願い続けてきました。
その願いが17年の時を経て、ついに実現することになったのです。
うれしい! なぜそんなにやりたかったか? それは『ペリクリーズ』が家族の絆の物語だから。
400年も前に書かれた作品だけど、全然古くない!
家族の関係が希薄になった今だからこそ、一人でも多くの人に見てほしい芝居です。

成井豊

★製作総指揮文章
製作総指揮の加藤昌史です。
「なんでシェイクスピア?! しかも『ペリクリーズ』?!」……成井豊からこの企画を聞いた時、僕は耳を疑いました。
シェイクスピア全訳で有名な小田島雄志先生の息子と中学から同級生という縁もあってシェイクスピア作品はけっこう観ている僕ですが、『ペリクリーズ』ってあまりにキャラメルっぽくないですよね?!
でも、成井は言いました。「ずっと前からやりたかったんだよ」。
……わかりました。やりましょう。
超ベテラン女優3人が若手俳優たちをどっさり抱えて挑む、キャラメルボックス初のシェイクスピア劇。ただし、かなり、成井テイスト。
タイトルの「僕」は、成井豊のことなのです。


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