芝居に関する質問
Q. キャラメルボックスには、普通の公演のほかに、「ハーフタイムシアター」「アナザーフェイス」「アコースティックシアター」「ファンタジックシアター」などいろいろな名前の付いた公演があるようですが、普通の公演とどのように違うのでしょうか?
A.
○ハーフタイムシアター
上演時間が45〜60分の、短編小説ならぬ短編演劇。最近では、2002年『銀河旋律』が上演されました。

○アナザーフェイス
「劇団対劇団の異文化接触」を目標に、劇団ショーマと組んで上演した『また逢おうと竜馬は言った』が最初のアナザーフェイス。その後、再びショーマ、惑星ピスタチオ(解散)、そして間を置いてTEAM発砲・B・ZIN、と一緒にやりました。役者が「客演」で外に出ていって刺激を得てくる以上に、劇団対劇団でぶつかりあったらどうなるのか、というのを試す「劇団としての実験公演」という意味合いが強い公演です。

○アコースティックシアター
装置・音響・照明に頼らず、出来る限り役者の感情をお見せするという意図の企画。1993『四月になれば彼女は』(初演)が第一弾で、成井豊+真柴あずきの共同執筆の第一作目でもあります。その後、『アローン・アゲイン』、『ヒトミ』、『あなたが地球にいた頃』、『マイ・ベル』を上演しました。

○ファンタジックシアター
これは、もともと青山円形劇場から「こどものためのお芝居をやってくれないか」というご注文を劇団あてにいただいて、それまでにも青山円形劇場製作のオペレッタの脚本を書いていた成井豊が、かねがね「こどもにも見てもらえるようなお芝居をやってみたい」と言い続けていた大森美紀子と石川寛美に相談したら、「やるっ!!」と言い出した、というのがきっかけです。
しかし、ただこどものためだけにやるのでは意味がない、「こどもむけ」で作ったモノなんか、こどもは興味を示さない、ということはわかっていたので、「真剣にこどもを楽しませるためには、大人も楽しくなきゃいけない」と、決死の覚悟で始めたのがこのシリーズです。
実を言うと、『怪傑三太丸』などはキャラメルボックスの初期作品『子の刻キッド』にそっくり。つまり、ここ数年のアコースティックシアターや時代劇モノなどからキャラメルボックスを知った方はご存じないかもしれないのですが、もともとキャラメルボックスの原点には「エンターテインメント・ファンタジー」という作風があるのです。簡単に言えば、宮崎駿監督作品のような。
これはこれで、実はキャラメルボックスの王道なのです。


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